労務関係でお仕事を探されている方で、なかなか内定がもらえず悩んでいる方も多いと思います。
資格で他の希望者と差をつけたいと思い、社会保険労務士試験の資格取得を考える方は多いと思います。
しかし、社会保険労務士試験は難易度も高く、すぐに取得できる資格ではありません。
そこで【給与計算実務能力検定試験】を受けてみてはいかがでしょうか。
給与計算実務能力検定試験とは
企業や団体などで不可欠な給与計算を正しく行うためには、社会保険や所得税、住民税などの幅広い知識が必要となります。
給与計算を行う為の知識や遂行能力がどの程度あるのかが分かる実務能力試験です。
■給与計算実務能力1級
社会保険や税務等付随する手続きができて、給与計算業務のリーダーとして管理できる方。
労働法令や税務について理解して、制度やイレギュラーな給与体系にも対応できて、年末調整を含め、給与計算に関するすべての業務ができるレベル。
【出題内容】
①給与計算に関する、労働基準法や労働契約法などのコンプライアンスに関する知識
②賃金、労働時間等に関する法令の基本と応用
③給与計算に付随する各種手続きの基本と応用
④社会保険関係の重要な手続き
⑤実例に基づく応用的な給与計算の計算問題
⑥年末調整についての知識
⑦実例に基づく年末調整の計算問題など
【合格率】
・2019年11月 46.23%
・2018年11月 59.19%
■給与計算実務能力2級
職員として通常の毎月の給与計算と賞与の計算ができる方。
実務上の基礎となる労務コンプライアンスを理解して、給与計算を行い、明細を作成できるレベル。
【出題問題】
①給与計算の基本的な仕組みの理解
②給与計算に関する、労働基準法や労働契約法などの労務コンプライアンスに関する知識
③給与計算に付随する各種手続きの基本
④社会保険関係の基本的な給付
⑤給与計算に最低限必要な割増賃金などの計算方法
⑥実例に基づく基本的な給与計算の計算問題
【合格率】
2019年11月 72.47%
2019年03月 75.42%
2018年11月 70.55%
2018年03月 74.41%
給与計算実務能力検定試験に合格すれば、労務での就職活動で他の希望者よりも有利になります。
給与計算実務能力検定試験は社会保険労務士試験より取得しやすい資格になりますので、是非一度、検定を受けられてはいかがでしょうか。
検定試験受講を希望される場合はクリックして申し込みをしてください。
給与計算実務能力検定1級
給与計算実務能力検定2級