雇用保険制度とは?
雇用保険とは、正社員・準社員・契約社員・パート・アルバイトなどでお仕事をしていた方が、
失業された際に、失業等給付を支給する制度でございます。
失業手当給付、育児休業給付、一般教育訓練給付、専門実践教育訓練給付などを多くの給付制度を受けられる制度です。
雇用保険加入条件とは・・・
雇用保険加入にはすべての労働者が対象ではなく、
3つの条件を満たす必要があります。
【1】入社日から31日以上の雇用見込みがある
・31日以上の雇用契約がある方
・契約書では31日未満の雇用期間が書かれているが、延長の可能性がある方や雇止めすることが記載されていない方
・30日以下の雇用が決まっていて延長がない方は対象外となります
【2】1週間の労働時間が20時間以上ある
例えば、
・契約書に週4日(月・火・木・金)、10時00分~16時00分(実働5時間・休憩1時間)と記載されていた場合、週20時間の勤務となり加入対象となります
・しかし、週3日(月・水・金)、10時00分~16時00分(実働5時間・休憩1時間)の場合は、週15時間の勤務なので対象外となります
【3】学生でない(例外あり)
原則として学生は対象外となります。しかし、対象なる場合があります。
・卒業見込証明書を持っており、卒業後も同じ会社で勤務する予定あり、他の従業員と同じように働いている方。
・休学中や通信教育や定時制などが対象外となります
まとめ
雇用保険に加入していれば、失業した際に失業給付金を受け取ることができます。
さらに教育給付金やその他給付金なども受けることができます。
是非、この機会に現在の雇用条件を確認して頂き、加入対象なのに加入手続きをされていない方は、雇用主の担当者に加入手続きを依頼しましょう!
≪詳しく知りたい方へ≫
厚生労働省の「雇用保険の加入手続はきちんとなされていますか!」をご覧下さい。
雇用保険の加入手続はきちんとなされていますか!